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零細農
「零細農〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
零細農の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
自由主義とは異って、露骨に、地主・ブルジョアのイデオロギーなのである。而も夫が、
零細農の存在と又それのプロレタリアへの転化とを〔基本条件〕とする日本の資本制の特....
「辞典」より 著者:戸坂潤
種の農本主義となる。日本の封建制残存の一つの物質的地盤でもある処の農業労働(特に
零細農業労働)人口の圧倒的多数という事実に仮託して、農業中心主義而も低技術的な農....
「社会時評」より 著者:戸坂潤
労働力の大半を占めている女工なるものが、正に、他ならぬ農村の、と云って曖昧ならば
零細農民の、娘達なのである。女工の募集が人身売買の形を取っていることは周知の通り....
「現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
は山田氏の『分析』は、まず第一に発展がないという。「半封建的土地所有=半農奴制的
零細農耕」という山田氏の日本資本主義の基柢が明治三十年乃至四十年を画して確立され....