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雷丸
「雷丸〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
雷丸の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
上へ落したら、その子生まれて不具となる。ススハリマウは地下に在る硬菌塊でまず茯苓
雷丸《ぶくりょうらいがん》様の物らしい、その内にまだ生まれぬ虎の魂が住み、牝虎子....
「神州纐纈城」より 著者:国枝史郎
致しましても、いささか薬剤が違います。……鳶尾根末、亜鉛華、麝香草、羊脂、魚膠、
雷丸油、疱瘡で死んだ嬰児の脳漿、それを練り合わせた塗抹剤……お着けすることに致し....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
でも地下にある多孔菌一種の未熟品を霹靂《へきれき》物を撃って精気の化する所と信じ
雷丸雷矢すなわち雷の糞と名づけ、小児の百病を除き熱をさます名薬とした。ただし久し....