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電機
「電機〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
電機の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「三十年後の東京」より 著者:海野十三
相談の結果、この大きな拾い物は、東京へ持ちかえることとなった。 博士は、携帯無
電機を使って、東京へ電話をかけた。五トンぐらいのものがらくにもちあがるヘリコプタ....
「空襲葬送曲」より 著者:海野十三
色の電灯が、縞目の影を斜に落としているのが見えた。どこからともなく、ヒューンと発
電機の呻りに似た音響が聴こえているかと思うと、エーテルの様な芳香が、そこら一面に....
「海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
を見ていると、須磨迄は大丈夫であったが、林田区に入ると俄然大きく焼けていた。三菱
電機の研究所のあった建物も焼けていた。湊川新開地も焼け、福原も焼けていた。市電の....
「海底大陸」より 著者:海野十三
薬でもって、やっと東の空が白みかけたくらいの明かるさになり、こんどは電気主任が発
電機をまわして電灯をつけたので、太陽が地平線に落ちた直後くらいの、そうとうの明か....
「少年探偵長」より 著者:海野十三
、わしの部下だった。可哀そうに自分も撃たれて生命を失った。死ぬ前に、彼は携帯用無
電機でその場のことをくわしくわしのところへ報告してきた。報告が終ると彼は死んだの....
「三十年後の世界」より 著者:海野十三
果、この大きな拾《ひろ》い物は、東京へ持ちかえることとなった。 博士は、携帯無
電機を使って、東京へ電話をかけた。五トンぐらいのものがらくに持ちあがるヘリコプタ....
「怪星ガン」より 著者:海野十三
無電装置は送受両用のものがついているから、連絡にはことかかない。 原子力発
電機があって、ひつようにおうじてヘリコプター式のプロペラを廻して、上昇することも....
「火星探険」より 著者:海野十三
。団員はその日瓦斯が放出されたら、動物の生態を調べる仕事や、またその瓦斯の中で発
電機をまわしたり、エンジンをかけたり、喞筒《ポンプ》を動かしたりの重要な仕事を持....
「宇宙戦隊」より 著者:海野十三
て、ただちに電鍵をたたきはじめる。さっき中尉から命令をうけると、すぐさま少年は送
電機のスイッチを入れて、真空管に点火し、右手の指は電鍵の上に軽くおいて、いつでも....
「火星兵団」より 著者:海野十三
なることがあろうからなあ」
「はい、わかりました」
博士は、先生をガス砲から無
電機の方へ、うつしたのであった。
千二の顔が、博士の方へ向いた。
「博士、ぼく....
「怪塔王」より 著者:海野十三
地からも、爆撃機六機が勿来関へむけて出かけたと報告がありました」 と、機上の無
電機をあやつっていた小浜兵曹長が伝声管のなかから大尉に知らせて来ました。 「うむ....
「浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
のとき、電話のベルが鳴りだした。 「提督、電話に出て下さい。そしてその電話を、無
電機につなぐように命ずるのです」 提督は、川上機関大尉の命令と、今にも破壊しそ....
「空襲警報」より 著者:海野十三
心のできる場所であった。そこには近代科学のあらゆる粋をあつめて作った通信設備や発
電機や弾薬や食糧や戦闘用兵器などがそろっていた。 その日の午前中に、各地からの....
「ファラデーの伝」より 著者:愛知敬一
た。 最初にやったのは、四角なガラスの向い合った両面に金属の薄片を貼りつけ、発
電機の電極につなぐと、ガラスの内部を通る偏光に、何にか変化が起るかと調べたのであ....
「私の履歴書」より 著者:井上貞治郎
ことだった。紙というのは後に私が名づけ親となった段ボール――いまではテレビなどの
電機製品の紙ばこ材料になっている、あれである。あるいはメリケン粉を練ってパン屋で....