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電波
「電波〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
電波の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ある宇宙塵の秘密」より 著者:海野十三
に、受影機のうえの映像はにわかに掻き消されてしまった。それとともに、音響を伝える
電波もとまってしまった。おそらく火星の地表まであと数百キロメートルという近くまで....
「宇宙女囚第一号」より 著者:海野十三
子に命じ、自分の研究力の足りないところを、火星へ調査にやったのだ。絵里子は一連の
電波となって宇宙をとんでいったよ。わしはあまりに成功を急ぎすぎた。それがよくなか....
「最終戦争論」より 著者:石原莞爾
戦争を可能ならしめる。 最終戦争に於ける決戦兵器は航空機でなく、殺人光線や殺人
電波等ではなかろうか。 答 小銃や大砲は直接敵を殺傷する兵器ではない。それによ....
「海底大陸」より 著者:海野十三
といってやりたまえ。もちろん、ていちょうなことばでもってな」 無電係はただちに
電波を汽船会社の屋上から発射した。フランス汽船ルゾン号は、まもなく応答してきた。....
「怪星ガン」より 著者:海野十三
もテレビジョンでのぞいているのを主とし、そのほかに、ほんのわずかだけ弱いレーダー
電波をギンネコ号にむけて、その位置を注意していた。レーダー
電波を、あまり強くかけ....
「海底都市」より 著者:海野十三
法だろう) それは果して麻薬であったか、それとも脳|麻痺力《まひりょく》のある
電波であったか、そのところは、はっきりしないが、何者かのたくらみによって僕がホテ....
「火星探険」より 著者:海野十三
ですか。まず艇長のデニー博士、それから……」 地球の上では早くもこれが全世界に
電波の力で報道され、大興奮の渦巻となった様子であった。会議中だったデニー博士も遂....
「宇宙の迷子」より 著者:海野十三
いだろう。が、ちょっとだけいうとね、地球ではまださっぱり研究に手をつけていないが
電波生理学というものがあって、それを使うとかんたんにできることなんだ」 「そうで....
「宇宙尖兵」より 著者:海野十三
つもない素晴らしい器械を本艇に持ち込んでいるのだ。その器械を使えば、空間を生物が
電波と同じ速さで輸送されるのだ。おいおい、そんな顔をして冷笑するものではない。こ....
「宇宙戦隊」より 著者:海野十三
の遊星生物を知らないのは、お互いの距離がまだ遠すぎて、まだ飛行機で交通も出来ず、
電波通信も届かず、たとえ届いても、その意味がわからない。だからまだ知らないのだ。....
「怪塔王」より 著者:海野十三
ました」 3 小浜兵曹長は、塩田大尉の前で、なおも熱心に、どうして怪
電波のとんできた方角をはかったかということについて、報告をつづけています。 「塩....
「浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
班から緊急報告がまいりました。それによりますと、今しがた、本島内から意味不明の怪
電波を発射したものがあったそうです。どうかこれをごらん下さい」 「なに、怪
電波を....
「歯車」より 著者:芥川竜之介
語を使っていた。僕は彼等に背中を向けたまま、全身に彼等の視線を感じた。それは実際
電波のように僕の体にこたえるものだった。彼等は確かに僕の名を知り、僕の噂をしてい....
「科学が臍を曲げた話」より 著者:海野十三
ですが、その宇宙線と並んで現代で人気のあるのは超短波でしょう。 超短波というと
電波の一種で、波長がたいへん短い。一メートルから十メートル位の間のものです。ラジ....
「あの世から便りをする話」より 著者:海野十三
に助けて戴きたい」と、私が先生になったんですが、「実は、先生がこの前お書きなった
電波病というのに罹りまして、
電波が聴えて仕様がない。現に先生の前に坐って居ります....