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電流計
「電流計〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
電流計の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「生きている腸」より 著者:海野十三
矢隆二は、大きな画板みたいなものを首から紐でかけ、そして鉛筆のさきをなめながら、
電流計や比重計や温度計の前を、かわるがわる往ったり来たりして、首にかけた方眼紙の....
「地球盗難」より 著者:海野十三
……」 博士は正面の配電盤にとびついて、起動スイッチをポンポンと入れていった。
電流計の針がブルッと震えたかと思うと、弾かれたようにピーンと右の方へ一|閃、たち....
「田原氏の犯罪」より 著者:豊島与志雄
年の暮れ、神保町の店で一つ不正事が発覚した。感応コイル三個、加減抵抗機二個、及び
電流計一個が不足していたのである。帳簿には、それだけの品物は正しく店にはいってい....
「レーリー卿(Lord Rayleigh)」より 著者:寺田寅彦
から帰ってから、彼は自分の実験に着手した。ルムコルフコイル、グローヴ電池、無定位
電流計、大きな電磁石、タムソンの高抵抗ガルヴァなどを買入れた。最初にやった実験は....
「話の種」より 著者:寺田寅彦
械を作った人がある。その人の説によると、人体に適度な弱い電流を通し、これを鋭敏な
電流計に接続しておくと、その人の心の状態によって電流の強さが変り
電流計に感じる。....
「ファラデーの伝」より 著者:愛知敬一
の極につなぐ。しかし、見難いほど少しである。 「三十八節。平たいコイルの代りに、
電流計に磁石がいる。 「それゆえに鉄は存在しないが、感応作用があって。多分この後....