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「電源〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

電源の前後の文節・文章を表示しています。該当する14件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
壊れたバリコン」より 著者:海野十三
ノ好意ニヨリテ、自宅ヘ一報ヲ乞ウ。予ハ決死ノ覚悟ヲ以テ通信ヲ行ワム。 当方通信用電源小サクシテ長時間ノ通信ニ耐エズ。詳細報ジタキモ已ムヲ得ズ。 貴局ヨリノ質問ア....
遊星植民説」より 著者:海野十三
士!」 「……」 「ゴーゴンゾラ博士ったらサ! ご返辞なさらないと、ペンチで高圧電源線を切断ってしまいますよ、アリャ、リャ、リャ、リャ……」 「これ、乱暴なこと....
海底大陸」より 著者:海野十三
イクソンは、かたい決心を眉の間にみせて、無電器械のまえに近づいた。そして、まず、電源スイッチをぐっと入れてみると、うまく電気がくるではないか。かれは思わず、 「....
怪異考」より 著者:寺田寅彦
という事だけは馬に関する専門家に聞いて確かめる事ができた。なおこれについては高圧電源を用いていくらも実験する事が可能であり、またすでにいくらかは実験された事かも....
少年探偵長」より 著者:海野十三
ろしゅうござる」 博士はそういって、装置からでている長いコードの先のプラグを、電源コンセントにさしこんだ。それからぱちンとスイッチをひねって、目盛盤を調整した....
怪星ガン」より 著者:海野十三
いた。 テレビジョンへ一人、レーダーへ一人ついていた。あとの二人のうち、一人は電源などに気をつけていたし、もう一人は記録をとっていた。 「たいへんですね。なに....
霊魂第十号の秘密」より 著者:海野十三
、彼の小工場があり、送受信所《そうじゅしんじょ》があり、図書室があった。もちろん電源も特別にこの小屋にはいっていた。この小屋を彼は「波動館《はどうかん》」と名づ....
超人間X号」より 著者:海野十三
なんにもついていません。この機械に電気は来てないようですよ。あ! そのはずです。電源《でんけん》の線がはずされています」 「ふーん。それではこの旧式の制御台も動....
二、〇〇〇年戦争」より 著者:海野十三
潜水艦の司令塔を、もっと複雑に、そして五、六十倍も拡大したような部屋であった。電源もあれば、通信機も揃っているし、敵弾の防禦壁も完備していたし、地上及び地下に....
爆薬の花籠」より 著者:海野十三
が、こうだしぬけの警報では、ちょっと時間がかかりますが、いかが?」 「ただちに、電源の主幹を切って、消灯だ!」 船長は電文を見終って、はっきり命令を出した。 ....
怪塔王」より 著者:海野十三
にはたまを近よせない怪力線網がかくされていました。またその怪力線網に磁力をとおす電源もみつかりました。さっそく、そのようなあぶないものをとりのぞきました。 「さ....
幽霊船の秘密」より 著者:海野十三
っともSOSの電文のはじめに打ったのかもしれませんが、聞きのがしました。なにしろ電源がよわっているらしく、電信はたいへん微弱で、とうとう途中で聞えなくなってしま....
棺桶の花嫁」より 著者:海野十三
みても、ウンともスンとも云わなかった。 「これは困った。電話が通じない。電話局は電源を切られたのにちがいない」 彼は仕方なく駅の方へ行ってみることにした。 ....
随筆 新平家」より 著者:吉川英治
も、熊野、その他の渓谷でも、平家村といわれるところ、近来、すべてといってよい程、電源開発の大工事に揺り返されている。 “ダムと平家村” これだけでも、詩である....