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「電磁気〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

電磁気の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
科学論」より 著者:戸坂潤
。広義の物理現象は云うまでもなく無限の諸部分からなっている。力学的現象・熱現象・電磁気現象・化学現象等。夫々の現象も亦無限な諸部分からなっている。又更に、同じ科....
現代哲学講話」より 著者:戸坂潤
* 場の概念は独り重力に就いてばかりではなく、当然、一切の力に就いて成り立つ。電磁気の場に就いても吾々は同じことを繰り返すことが出来る。――処で一方力は一般に....
現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
学に於ける普遍的な支配的な位置を占める。この空間は時間(但し物理的時間)・重力・電磁気・物質・等を自分自身の変容に過ぎないものとして包含する。運動などは云うまで....
ラジオ雑感」より 著者:寺田寅彦
いるのに、どうして自分でラジオ機械を修繕しないのかと聞かれることがある。なるほど電磁気学理論の初歩も知らない素人で非常にラジオ通があるのに、三十年来この方面の学....
研究的態度の養成」より 著者:寺田寅彦
の年月がかかった。それも始めはエーテルの弾性的の波であると考えられたのが、後には電磁気波でなければならぬと考えられることになった。しかし物理学の非常に進歩した今....
アインシュタイン」より 著者:寺田寅彦
えがなかったのである。ところが近代になって電子などというものが発見され、あらゆる電磁気や光熱の現象はこの不思議な物の作用に帰納されるようになった。そしてこの物が....
レーリー卿(Lord Rayleigh)」より 著者:寺田寅彦
やらせてもらったくらいのものであった。しかし読物には事を欠かなくてマクスウェルの電磁気論(一八六五)や、マクスウェル及びヘルムホルツの色の研究、それからストーク....
性格としての空間」より 著者:戸坂潤
又は理解される理由乃至原因を代表するものを指すであろう。自然科学者がもし物質を又電磁気を自然の本質と呼ぶならば、或いは又自然哲学者が神をそれと見たならば、それは....
ファラデーの伝」より 著者:愛知敬一
それでは結果が出なくてもなる。 またファラデーの伝記は決して無味乾燥ではない。電磁気廻転を発見して、踊り喜び、義弟をつれて曲馬見物に行き、入口の所でこみ合って....