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震旦
「震旦〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
震旦の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「鼻」より 著者:芥川竜之介
りゅうじゅ》や馬鳴《めみょう》も、人並の鼻を備えた菩薩《ぼさつ》である。内供は、
震旦《しんたん》の話の序《ついで》に蜀漢《しょくかん》の劉玄徳《りゅうげんとく》....
「邪宗門」より 著者:芥川竜之介
のち》とも精々心にかけましたら、今度こそは立派に人一人轢き殺して、父上の御名誉を
震旦《しんたん》までも伝える事でございましょう。」と、素知《そし》らぬ顔で仰有っ....
「俊寛」より 著者:芥川竜之介
に、隠形《おんぎょう》の術を修せられたそうじゃ。しかし謀叛人になった聖者は、天竺
震旦《てんじくしんたん》本朝を問わず、ただの一人もあった事は聞かぬ。これは聞かぬ....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
賀博士はこの話を『今昔物語』十巻三十八語の原《もと》と見定められた、その話は昔|
震旦《しんたん》の猟師海辺に山指し出た所に隠れて鹿を待つと、海に二つの竜現われ青....