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「霊仙〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

霊仙の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
ろへ廻って見給え、これが胆吹の大岳であることは申すまでもあるまい。それに相対して霊仙ヶ岳――」 その浪人者が、わざわざ立って指しながら、してくれた一通りの説明....
ドナウ源流行」より 著者:斎藤茂吉
う余程遅いかも知れんと思って、やおら立ちかけて、平野の向うを見ていると、また僧|霊仙のことが意識をかすめた。業房に入ってやっている為事がなかなか片付かずに難儀し....
東洋文化史における仏教の地位」より 著者:高楠順次郎
た一人日本人がいる、これはわれわれ忘れてはならない人で、奈良の興福寺から留学した霊仙法師、これが弘法大師、伝教大師などと一緒に入唐した、若いのに偉かってシナ学僧....
澪標」より 著者:外村繁
いるという。 北東部には遥かに田園の風景が開け、北方には伊吹山、東方へかけて、霊仙山、鈴ヶ岳、竜ヶ岳、釈迦ヶ岳、御在所山等、滋賀、三重両県境の山山が望まれる。....