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霊宝
「霊宝〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
霊宝の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
欧州の耶蘇《ヤソ》寺にも、愚昧な善男女を宛《あ》て込んで、何とも沙汰の限りな聖蹟
霊宝を、捏造《ねつぞう》保在した事無数だ。試みに上に引いたコラン・ド・プランチー....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
銭に当て、※昵※王に献じた。馬鳴菩薩は智慧殊勝で、仏鉢は如来《にょらい》が持った
霊宝たり。かの鶏は慈心あり。虫の住む水を飲まず。ことごとく能く一切の怨敵《おんて....
「金の十字架の呪い」より 著者:チェスタートンギルバート・キース
あったのですが、サセックスの塋穴におけるミイラにされた死骸の上に見つけられた双の
霊宝について、報知が来ました。もし彼が前に狂人であったのなら、この知らせは彼を悪....
「仏法僧鳥」より 著者:斎藤茂吉
来なはります』 こういう言葉をそこそこにO先生をはじめ山下を出た。私等はこの日
霊宝館を訪ねる予定であったが、まだ雨が止まぬので此処に一休するつもりで来て、雨の....