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霊牌
「霊牌〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
霊牌の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「神社合祀に関する意見」より 著者:南方熊楠
ょう》などを拝し、また心ならずも天理教、金光教など祖先と異なる教に入りて、先祖の
霊牌を川へ流し、田畑を売りて大和、備前の本山へ納め、流浪して市街へ出で、米搗きな....
「放生津物語」より 著者:田中貢太郎
こう往こうと思っていたところで、昨年の暮になって風邪が元で亡くなり、その新らしい
霊牌を持って、未見の嫁と孫がまだ深かった北国の雪を踏んで尋ねて来た。数年前に老妻....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
――その家時の血書の“置文”(遺書)というものが、菩提寺鑁阿寺のふかくに、家時の
霊牌とひとつに封ぜられているということを、重なる家臣は知っている。 ――で、又....