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霊芝
「霊芝〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
霊芝の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
すが、幹がすっくと太く高くて、枝が上空に一むらをしているものですから、遠く望めば
霊芝《れいし》の如く、車蓋《しゃがい》の如く、庭へ出てみると、その高い枝ぶりは気....
「植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
載するために筆をとった。 万年芝の一瞥 マンネンタケはいわゆる芝すなわち
霊芝《レイシ》の一つで、菌類中担子菌門の多孔菌科に属し Fomes japoni....
「夫人利生記」より 著者:泉鏡花
つきの塗長持の上に据えた緋の袴の雛のわきなる柱に、矢をさした靱と、細長い瓢箪と、
霊芝のようなものと一所に掛けてあった、――さ、これが変だ。のちに思っても可思議な....