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「霊香〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

霊香の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
馬泉《ヒッポクレネ》というと。インドにも『リグヴェダ』に載るアグニの馬は前足より霊香味《アムブロシヤ》を出し、アスヴィナウの馬は蹄下より酒を出して百壺を盈《みて....
風流仏」より 著者:幸田露伴
托に曇り、好みの衣裳数々彼に取られ是に易えては、着古しの平常衣一つ、何の焼かけの霊香薫ずべきか、泣き寄りの親身に一人の弟は、有っても無きに劣る賭博好き酒好き、落....
ノンシャラン道中記」より 著者:久生十蘭
て、ただもう一|切《さい》夢中に法楽する。――虚空《こくう》に花降り音楽きこえ、霊香《れいきょう》四方《よも》薫《くん》ずる、これぞ現世極楽の一|大顕出《エピフ....