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霜囲い
「霜囲い〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「丹下左膳」より 著者:林不忘
郎の生き血を味わった愛剣武蔵太郎安国を、しきりにそばの、まだ映山紅《きりしま》を
霜囲いにしてある藁へ擦りぬぐっている。
そして、こともなげな静かな低声が、殷々....
「釘抜藤吉捕物覚書」より 著者:林不忘
ら顔を出して、今日も正月正月した、麗かなお江戸の一日であろう。消え残りの朝霧が、
霜囲いした松の枝に引っかかっているように思われて、騒然たる河岸のどよめき、畳町、....