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霧隠れ
「霧隠れ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
霧隠れの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「両国の秋」より 著者:岡本綺堂
は秋の霧が薄く迷って、豊吉とほかの二、三人が振り照らしてゆく提灯の灯の影は、その
霧隠れにぼんやりとゆれて行った。それをいつまでも見送って立つ林之助の眼には涙のあ....
「怪異黒姫おろし」より 著者:江見水蔭
、人まで殺して取ってくれたか」と老翁は大喜び。 「百の数が揃いましたら、その代り
霧隠れ雲隠れの秘薬の製法、御伝授下さりましょうなァ」 「や、人まで殺した執心に感....