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霧隠才蔵
「霧隠才蔵〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
霧隠才蔵の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「安吾武者修業」より 著者:坂口安吾
文庫というものに読みふけったものである。立川文庫の主人公は猿飛佐助、百地三太夫、
霧隠才蔵、後藤又兵衛、塙団右衛門、荒川熊蔵などという忍術使いや豪傑から、上泉伊勢....
「安吾巷談」より 著者:坂口安吾
右衛門が愛されるのは、彼の大義名分によることではなくて、忍術のせいだ。猿飛佐助も
霧隠才蔵も人を殺す必要がないのである。彼らは人をねむらせて頭の毛を剃るようなイタ....
「明日は天気になれ」より 著者:坂口安吾
現代の兵器はその空想の限界すらも突きぬけてしまったのだ。私の耳には猿飛佐助と
霧隠才蔵の会話がきこえてくるのである。 「広島と長崎に黒い雨が降って何十万という....
「昭和遊撃隊」より 著者:平田晋策
のである。 「航海長、僕らの水遁《すいとん》の術は、猿飛佐助《さるとびさすけ》や
霧隠才蔵《きりがくれさいぞう》以上だね。しかし、もうちょっとでやられるところだっ....