露の宿り[語句情報] »
露の宿り
「露の宿り〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
露の宿りの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「源氏物語」より 著者:紫式部
いますか。 などと檀紙に飾り気もなく書いてあるのが美しかった。 あさぢふの
露の宿りに君を置きて四方《よも》の嵐《あらし》ぞしづ心なき という歌もある情....
「源氏物語」より 著者:紫式部
にやつるる袖を思ひこそやれ これを独言のように言う薫であった。 色変はる袖をば
露の宿りにてわが身ぞさらに置き所なき はずるる糸は(侘び人の涙の玉の緒とぞなり....