露岩[語句情報] »
露岩
「露岩〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
露岩の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「黒部川を遡る 」より 著者:木暮理太郎
午後二時三十分。振り返って今下りて来た山側を見上ると、青木黒木の紛糾している間に
露岩の錯峙した急崖である。あんな所をよくも通り抜けたものだと自ら感心したが、何処....
「春の大方山」より 著者:木暮理太郎
ダラなど、刺のある灌木の叢生している中を、苦しみながら押し分け登って、漸く大きな
露岩の上に出ると、田部君は既に腰を下して私等の来るのを待っていた。これからは路も....