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青っ洟
「青っ洟〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
青っ洟の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「白い壁」より 著者:本庄陸男
全に消えず、赤らんだ瞳をきょとんとさせているだけであった。涎を垂らしている子供、
青っ洟《ぱな》を少しずつ舐めている子供、うしろにのけ反《ぞ》ったり、机にうつ伏せ....
「顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
ばかりで、これも目もあてられない白雲《しらくも》あたま。菰の上へかけ碗をおいて、
青っ洟をすすりすすり、親父といっしょに、間がなしにペコペコと頭をさげている。 ....