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「青函連絡船〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

青函連絡船の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
柿の種」より 著者:寺田寅彦
不向きらしい。(昭和十年十月十四日) * ある若い男の話である、青函連絡船のデッキの上で、飛びかわす海猫の群れを見ていたら、その内の一羽が空中を....
播州平野」より 著者:宮本百合子
っきり立って、犇々《ひしひし》とうけて、生きてみたかった。 空爆で途絶していた青函連絡船は、今度は復員で一般の人をのせなくなってしまった。 網走へもって行く....
どぶろく幻想」より 著者:豊島与志雄
である。交通が自由ならば朝鮮海峡でも差支えないが、それはだめ。そこで、津軽海峡の青函連絡船。いつでも誰でも乗られる。敗戦後の日本には思いがけない立派な船だ。航程....