青女[語句情報] »
青女
「青女〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
青女の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「東山時代における一縉紳の生活」より 著者:原勝郎
に納額が減少し、三百疋の年もあり五百疋の年もあった。この郷からの収入は三条西家の
青女の所得になるので、あまりに少ない時には
青女憤慨して受け取らずに突き返そうとい....
「奥の海」より 著者:久生十蘭
りと残っているのに、水色の手柄をかけた丸髷を結い、繻子《しゅす》の帯をしめ長屋の
青女房になりきっているのがふしぎでならない。 「女というものは、片付けようと思え....
「俳人蕪村」より 著者:正岡子規
《をれくぎ》に烏帽子《ゑぼし》掛けたり春の宿 ある人に句を乞はれて 返歌なき
青女房よ春の暮 琴心挑美人 妹《いも》が垣根|三味線草《さみせんぐさ》の花咲....
「無月物語」より 著者:久生十蘭
うい》や、鳥の面《つら》をした異形の鬼魅《きみ》、そのほか外道《げどう》頭とか、
青女《あおおんな》とか、そういった怪物《あやしもの》が横行濶歩する天狗魔道界の全....