青木昆陽[語句情報] » 青木昆陽

「青木昆陽〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

青木昆陽の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
綺堂むかし語り」より 著者:岡本綺堂
、学者の功績はとかく忘却され易いのも、世の習いであろう。それはいわゆる甘藷先生の青木昆陽の墓である。もっとも、境内の丘上と丘下に二つの碑が建てられていて、その一....
生死卍巴」より 著者:国枝史郎
侍を呼びかけたのであった。 「わしの運命を買えというのか、面白いことを申す女だ」青木昆陽の門下であって、三年あまり長崎へ行って、蘭人について蘭学を学んだ二十五歳....
外米と農民」より 著者:黒島伝治
ばかりでなく、畑の作物も──どんな飢饉の年にも旱魃にもこれだけは大丈夫と云われる青木昆陽の甘藷までがほとんど駄目だった。村役場から配布される自治案内に、七分搗米....
植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
チチコ、コウジバナ、ツヅミグサ、ネバリモチ、モチグサの沢山な名が挙げられてある。青木昆陽《あおきこんよう》(甘藷先生といわれる学者)の『昆陽漫録《こんようまんろ....
慶応義塾の記」より 著者:福沢諭吉
邦の人、横行《おうこう》の文字を読み習うるの始めなり。 その後、宝暦明和の頃、青木昆陽、命を奉じてその学を首唱し、また前野蘭化、桂川|甫周《ほしゅう》、杉田|....
目黒の寺」より 著者:岡本綺堂
く、学者の功績はとかく忘却され易いのも、世の習であろう。それはいわゆる甘藷先生の青木昆陽の墓である。もっとも境内の丘上と丘下に二つの碑が建てられていて、その一は....
」より 著者:岡本かの子
満足しとるのか。佗しそうだな。 ――割合いに楽しいのだ。 ――当時和漢洋の学者、青木昆陽先生の高弟で、天文暦法の実測にかけては、西川正休、武部彦四郎も及ばんとい....