青蓮院[語句情報] » 青蓮院

「青蓮院〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

青蓮院の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
夜明け前」より 著者:島崎藤村
岸防禦を名目に、わずか数日の滞在で帰ってしまったという。近衛忠熙は潜み、中川宮(青蓮院)も隠れた。 香蔵は美濃中津川の問屋に、半蔵は木曾馬籠の本陣に、二人は同....
夜明け前」より 著者:島崎藤村
り、国事掛りの公卿の参内もさし止められた。十七日の夜に参内を急いだのは、中川宮(青蓮院)、近衛殿、二条殿、および京都守護職松平|容保のほかに、会津と薩州の重立っ....
雪の宿り」より 著者:神西清
た七珍財宝を悉く掠め取ってしまいます。これも夜火でございましたが、粟田口の花頂|青蓮院、北は岡崎の元応寺までも延焼いたし、丈余の火柱が赤々と東山の空を焦がす有様....
東洋文化史における仏教の地位」より 著者:高楠順次郎
寺にある。大和法隆寺(御物)大和海竜王寺所蔵のものはこれに次ぎ、京都東寺、粟田口青蓮院、嵯峨清涼寺、坂本来迎寺所蔵のもの略これと同じく、また貝葉でなく紙本梵文に....