青首[語句情報] » 青首

「青首〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

青首の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
暴風雨に終わった一日」より 著者:松本泰
でいた数羽の水禽《みずどり》が翼を並べて、兜岩のほうへ立っていった。今朝もまた、青首(鴨《かも》)が来ている。 ――二月二日。十二年前、喜望峰《きぼうほう》の....
料理メモ」より 著者:北大路魯山人
は卵を生むまでの肉がいい。 *この頃食ってうまいものに合鴨、あひるがある。合鴨の青首はあひると同じ格好で区別がつかぬ。しかし煮てみると前歯で皮がプツプツと切れる....
馬鈴薯階級の詩」より 著者:中島葉那子
だ。 おとしがらの蔭に枯っ風をさけて 集ったほほかむり達、 引ぬいて来た生大根の青首にかじりついてる。 空腹に大根は梨の様に甘かった。 「あんまり食べると流産す....