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青魚
「青魚〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
青魚の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「雷峯塔物語」より 著者:田中貢太郎
。 「その方は、何故に人に纏わるのじゃ」 「私は風雨の時に、西湖に来た※蛇です、
青魚といっしょになっておりましたところで、許宣を見て心が動いたので、こんなことに....
「蛇性の婬 」より 著者:田中貢太郎
「その方は、何故に人に纏わるのじゃ」 「私は風雨のときに、西湖に来た蠎蛇です、
青魚といっしょになっておりましたところで、許宣を見て心が動いたので、こんなことに....
「雁」より 著者:森鴎外
って出た百姓の息子が種々の難儀に出会うと云う筋であった。僕のし掛けたこの話では、
青魚の未醤煮が丁度釘一本と同じ効果をなすのである。 僕は下宿屋や学校の寄宿舎の....
「魚と蠅の祝日」より 著者:マクラウドフィオナ
。 コラムが言った「おお大洋《おおうみ》の魚たち、お前らの王は誰か」 すると
青魚と鯖と小鮫とが泳ぎ出て、めいめいに自分が王だと名のった。しかし波から波に響き....
「かなしき女王」より 著者:マクラウドフィオナ
は真白に凪いでいた。海の中ほどを大きな影が北に向いて動いて行った、それは旅に行く
青魚の数万の群であった。 「はげ」のウルリックが檣《ほばしら》から沈みかけた時、....
「食道楽」より 著者:村井弦斎
ば肉中に毒質を生ず。西洋の鳥頬魚と称するものも一定の大さに達して毒を生ず。その他
青魚の類にて肝臓に毒あるもの多し。 鯉類その他の川魚中には魚卵中に毒質を含む....