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青麻
「青麻〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
青麻の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「促織」より 著者:田中貢太郎
後に小さな山があって、その下に不思議な形をした石があったが、そこには棘が茂って、
青麻頭といわれている促織がかくれ、傍に一疋の蟆が今にも躍りあがろうとしているよう....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
かるか?」
二十 待ち伏せ
ちょうどそれは、部屋《へや》の扉が突然開いて、
青麻のだぶだぶの上衣を着、黒紙の仮面をつけた三人の男が見えた時だった。第一の男は....
「山の人生」より 著者:柳田国男
誠実を疑うにも及ばぬのである。 常陸坊海尊の長命ということは、今でもまだ陸前の
青麻権現の信徒の中には、信じている人が大分あって、これを疑っては失礼に当るか知れ....