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「静息〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

静息の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
藁草履」より 著者:島崎藤村
屋を下りて、親馬と駒とを御覧になる。勇しい御気象にわたらせられるのですから、もう静息《じっと》していらせられることの出来ないという御有様。花火は時々一団の白い煙....
雪之丞変化」より 著者:三上於菟吉
う? いき差しも聴えない。 ――ふうむ、俺が、もぐって来たのを、俺と知らずに、静息《せいそく》の法で、在《あ》り所《か》を隠したな! 静息の法というのは、人....
詩の精神は移動す」より 著者:小川未明
ころの詩ではない。私達の詩は疑から始まっている。今迄の詩が休息の状態、若しくは、静息の状態に足を佇めているものとしたら今日の詩は疑と激動の中から生れてくる。然し....