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「静電〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

静電の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
暗黒公使」より 著者:夢野久作
。 その顔を見上げていたゴンクール氏の舌が微かにふるえ出した。髪毛が一本一本に静電気を含んだかのように立ち上り初めた。その口を開いたままの咽喉がひくりひくりと....
自然界の縞模様」より 著者:寺田寅彦
の存在を推定したことがあった。それの類推的想像と、もう一つは完全流体の速度の場と静電気的な力の場との類似から、例の不謹慎な空想をたくましくして、もしも放電の場合....
方則について」より 著者:寺田寅彦
意味はなくなってしまう。電気のごときも近来量子的のものと考えられる以上は、例えば静電気分布に関する旧来の理論も畢竟一種の統計的の意味しかないようになって来る。光....
ファラデーの伝」より 著者:愛知敬一
元気が衰えて来たように見えた。それゆえ以前ほどの勢いは無くなったが、それでもまだ静電気に関する大発見をした。 すなわち、一八三五年の研究に変り、夏になるとスイ....