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「非学〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

非学の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
ビジテリアン大祭」より 著者:宮沢賢治
私は一枚手にとりました。それには赤い字で斯《こ》う書いてありました。 「◎偏狭非学術的なるビジテリアンを排せ。 ビジテリアンの主張は全然|誤謬《ごびゅう》であ....
世代の価値」より 著者:宮本百合子
あるがままの現実で示されていない場合もある。文化について文化的に書かれている本の非学問性という点を、特に今日私たちは心しなければならぬのでないだろうか。 こう....
ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
度をすべて馬鹿だとののしっていた。彼らはたがいに似而非《えせ》文学者だとし、似而非学者だとしていた。理想主義だの唯物主義、象徴主義だの実物主義、主観主義だの客観....
人口論」より 著者:マルサストマス・ロバート
ことで、この例外がその中に原則となり原則が例外となると推測するのは、確かに極めて非学問的な論法であろう。 『しからば私の公準は認められたものとして、私は云う、人....
人口論」より 著者:マルサストマス・ロバート
しかし確かに、以上いずれかの意味でこの言葉を人間の寿命に適用するのは、最高度に非学問的であり、それは自然法則におけるいかなる現象によっても全く保証されないもの....
悪魔の弟子」より 著者:浜尾四郎
た私の変り方があまりに烈しい為、私を信用していてくれた或る教師は、一時休学して是非学校をつづけるように忠告してくれました。然し私にはそんな考えは絶対にありません....
三国志」より 著者:吉川英治
ぎたるもの。それがしどもの思うには、孔明はいたずらに虚名を売り、実は内容のない似非学徒に相違なく、それ故、わが君に会うのをおそれ、とやかく、逃げのがれているもの....
日本歴史の研究に於ける科学的態度」より 著者:津田左右吉
ても、また行われていたが、今はそれらにはふれないことにする。ところが、日本歴史の非学問的な解釈は、このような固陋な思想や近年における権力者の政略から出て甚しき私....