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非常袋
「非常袋〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
非常袋の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「今昔ばなし抱合兵団」より 著者:海野十三
、ぺっと唾をはくと、寝床へとって返した。ベッドの上の衣服と、その脇に吊しておいた
非常袋を掴むが早いか、部屋をとびだして、街路を駈けだした。目標の市民防空壕は、五....
「原爆詩集」より 著者:峠三吉
しいからだが 火傷と膿と斑点にふくれあがり おなじような多くの屍とかさなって悶え
非常袋のそれだけは汚れも焼けもせぬ おまえのための新しい絵本を 枕もとにおいたま....