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靡然
「靡然〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
靡然の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「江戸芸術論」より 著者:永井荷風
極めて狭小薄弱なる一度《ひとた》び新来の珍奇に逢著《ほうちゃく》すれば世を挙げて
靡然《びぜん》としてこれに赴《おもむ》き、また自己本来の特徴を顧みるの余裕なし。....
「食道楽」より 著者:村井弦斎
へ大原君が帰って来てあの誠実と熱心とを以て盛《さかん》に家庭改良を唱えたら天下|
靡然《ひぜん》としてこれに従うだろう。実に愉快だな。しかしその時大原君の夫人がお....