面痩せ[語句情報] » 面痩せ

「面痩せ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

面痩せの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
湯島の境内」より 著者:泉鏡花
う前に、夫婦で、も一度顔が見たい。(胸に縋って、顔を見合わす。) ※見る度ごとに面痩せて、どうせながらえいられねば、殺して行ってくださんせ。 お蔦 見納めかねえ....
第二菎蒻本」より 著者:泉鏡花
、長襦袢たら、まあ、やっぱりこれですもの。」 と包ましやかに、薄藤色の半襟を、面痩せた、が、色の白い顋で圧えて云う。 その時、小雨の夜の路地裏の待合で、述懐....
源氏物語」より 著者:紫式部
いには纏頭が出された。 盛りの美しさを備えた人が、いろいろな物思いのために少し面痩せのしたのもかえって貴女らしい艶な趣の添ったように見え、総角の姫君にもよく似....