面目を一新する[語句情報] » 面目を一新する

「面目を一新する〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

面目を一新するの前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
階級闘争の彼方へ」より 著者:与謝野晶子
災厄に由って建築の上にかねて計画していた新しい理想を実現する機会を見出し、都会の面目を一新するように――文化生活の方へ在来の生活を急に躍進させるのに必要な一つの....
あるニュウ・フェイスへの手紙」より 著者:岸田国士
、運動神経などと一脈通じるところがあって、正しく、厳しい訓練によって、ある程度、面目を一新するもののように思われます。僕は、声の問題を、民族的な体質及び気質に結....
和算の社会的・芸術的特性について」より 著者:三上義夫
に代わり、軍事や経済生活上にも新しい活動を見る。美術も発達すれば、医学もまたその面目を一新する。この時に当たって数学もまた発達しなければなるまいと思われる。けれ....
西航日録」より 著者:井上円了
らざるは、その罪天にあらずして人にあり。しかして、シナ国民が泰西の文物を収容して面目を一新するは、いずれの日にありや知るべからず。大廈のまさに覆らんとするや、も....
手仕事の日本」より 著者:柳宗悦
「文協」もまた程なく解体しました。私は再び原稿を校訂し、多くの増補修正を施して、面目を一新する機会を得ました。 元来この本は若い青少年を目当に書いたので、なる....
三国志」より 著者:吉川英治
は、先年革命の兵火に、その大半を焼き払われ、当年の暴宰相|董卓は殺され、まったく面目を一新するかと思われたが、その後には李※などという人物が立って、依然政事を私....