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面隠し
「面隠し〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
面隠しの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
ようである。 ○ 玉勝間逢はむといふは誰なるか逢へる時さへ
面隠しする 〔巻十二・二九一六〕 作者不詳 「玉勝間」は逢うの枕詞で、タマは美称....
「小説 円朝」より 著者:正岡容
、あとから耳許へ聞こえてきた、木の葉の合方、山嵐や谺の鳴物も聞こえてきた、扇で半
面隠して一生懸命声張り上げている小勝《こかつ》師匠の高座姿さえマザマザとして見え....
「雲霧閻魔帳」より 著者:吉川英治
目に考えた。 そこを、二日目の宵立ちに出た時は、旅合羽の裾に、鉄こじりを見せ、
面隠しの笠寒い素わらじの指先を、江戸へ向け返して、田所町へ。――そして、 「ごめ....