面食い[語句情報] » 面食い

「面食い〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

面食いの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
づいて同じ駕籠に、お角があいのりをしてしまったのは、事情はとにかく、駕籠屋が少し面食いましょう。 だが、お角は女のことであるし、少年は小柄のことであるし、両人....
子規居士と余」より 著者:高浜虚子
味の事であった。余はこの日かく改まった委嘱を受けようとは予期しなかったので、少し面食いながらも、謹んでその話を聴いていた。かくの如き委嘱は余に取って少なからざる....
卵塔場の天女」より 著者:泉鏡花
小さな先祖代々の石塔の影に、真新しい白い塔婆で、すっくりと立ってたのにはちょっと面食いました。――(八郎さん相撲……)と、今にも言いやしないか、と思って、ぶるぶ....