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革緒
「革緒〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
革緒の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「怨霊借用」より 著者:泉鏡花
やがて、その夜中に、釜ヶ淵の上、土手の夜泣松の枝にさがって、小一は淵へ、巌の上に
革緒の足駄ばかり、と聞いて、お一方病人が出来ました。……」 「ああ、娘さんかね。....
「ヤトラカン・サミ博士の椅子」より 著者:牧逸馬
の腰巻《サアロン》の上へ垂らして、あたまを髷《シイニョン》に結い上げて、板きれへ
革緒《かわお》をすげた印度《インド》履き物を素足《すあし》で踏んで、例の移動|椅....
「フレップ・トリップ」より 著者:北原白秋
かけている。 見ろ、組み合せた二つのスリッパまでが踊っている。金文字入りの黒い
革緒のスリッパが。 心は安く、気はかろし、 揺れ揺れ、帆綱よ、空高く…… 私の....