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靫負
「靫負〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
靫負の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「源氏物語」より 著者:紫式部
寒《はださむ》の覚えられる日の夕方に、平生よりもいっそう故人がお思われになって、
靫負《ゆげい》の命婦《みょうぶ》という人を使いとしてお出しになった。夕月夜の美し....
「源氏物語」より 著者:紫式部
蔵人《くろうど》は青色で目に立った。加茂の大神を恨んだ右近丞《うこんのじょう》は
靫負《ゆぎえ》になって、随身をつれた派手《はで》な蔵人になって来ていた。良清《よ....
「源氏物語」より 著者:紫式部
ついて漂泊《さすら》えた蔵人《くろうど》もまた旧《もと》の地位に復《かえ》って、
靫負尉《ゆぎえのじょう》になった上に今年は五位も得ていたが、この好青年官人が源氏....