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「靭性〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

靭性の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
ツワイク「三人の巨匠」」より 著者:宮本百合子
型との対決の時期に立ち到っているのである。 広津和郎の「懐疑に耐える精神の強靭性」の破たん そういう統一や調和が単純に見えるひとは、そのような統一や調和を....
踊る地平線」より 著者:谷譲次
のがあった。 が、彼女の精神は、印度護謨で出来ているに相違なかった。それ程の強靭性を実証する言行に、次ぎの瞬間の彼女は、大飛躍していたのだ。 ルセアニア人に....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
ものは、非常に複雑であって、なかなか意味ふかくあるし、云われている通り綜合的な強靭性から生じることです。「えぐさ」は、世俗には清澄性と反対にだけ云われるけれども....
戦争史大観」より 著者:石原莞爾
べし。 二 しかして両者いずれによるべきやは、将帥及び軍隊の特性と当時の武力の強靭性いかんによる。 ギリシャのファランクスは前者に便にして、ローマのレギヨン....