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鞍馬口
「鞍馬口〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
鞍馬口の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「私本太平記」より 著者:吉川英治
れた直義は、何か、兄とまた激論でも交わしたらしく憤然と唇をかんでいた。そして俄に
鞍馬口にあった自陣を三条河原へすすめたが、すでに三井寺から敗れ落ちて来た衆徒やら....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
のため、坪の内へ来て、さしひかえておりますが」 「直義はいないのか」 「けさから
鞍馬口方面の戦陣へ、お駈け入りでございます」 「いまゆく」 尊氏は奥を出た。そ....