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鞠歌
「鞠歌〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
鞠歌の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「押絵の奇蹟」より 著者:夢野久作
上げなければなりませぬ事は、私が生れましてから間もなく流行《はや》り出しました手
鞠歌《てまりうた》で、今でも福岡の子守女は唄っているそうで御座います。 「イッ....
「照葉狂言」より 著者:泉鏡花
い目に逢わせてやるよ。」 「厭だ。」 「それじゃ、まあお坐んなさい。そしてまた手
鞠歌を唄ってお聞かせな。あの後が覚えたいからさ。何というんだっけね。……二両で帯....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
と思ったまで。たれが作って教えたのか」 「卯木さまでございまする」 「卯木があの
鞠歌を童たちへ教えたのか」 「はい」 「……道理で」 と、正成は久子のいれた茶....