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韓非子
「韓非子〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
韓非子の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ヰタ・セクスアリス」より 著者:森鴎外
は彼の性質を刻薄だと思っていた。それには、彼が漢学の素養があって、いつも机の上に
韓非子《かんぴし》を置いていたのも、与《あずか》って力があったのだろう。今思えば....
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
と言っておる。 一四 商鞅、移木の信 秦が六国を滅して天下を一統したのは、
韓非子《かんぴし》・商鞅《しょうおう》・李斯《りし》らの英傑が刑名法術の政策を用....
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
門、後|縫殿助であった。拙誠堂の別号がある。幕府の儒員に列せられた。『荀子』、『
韓非子』、『淮南子』等の考証を作り、旁国典にも通じていた。明治十一年四月までなが....
「死刑の前」より 著者:幸徳秋水
七も、死刑となった。ペロプスカヤもオシンスキーも、死刑となった。王子比干や商鞅も
韓非子も高青邱も、呉子胥や文天祥も、死刑となった。木内宗五も吉田松陰も雲井竜雄も....
「歯車」より 著者:芥川竜之介
邯鄲の歩みを学ばないうちに寿陵の歩みを忘れてしまい、蛇行匍匐して帰郷したと云う「
韓非子」中の青年だった。今日の僕は誰の目にも「寿陵余子」であるのに違いなかった。....