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音字
「音字〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
音字の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「旅愁」より 著者:横光利一
日本人も大昔には零を発見しているですね。ワという字があるが、あれはアイウエオ五十
音字の中じゃ、最後の十番を表す行の頭字でしょう。日本の古代文字のワという字は零で....
「詩の原理」より 著者:萩原朔太郎
てしまう。ただ独《ひと》りこの間にあって、昔から一貫した生命を有するのは、三十一
音字の短歌である。この短詩の形式は、五七律を二度繰返して、最後に七音の結曲《コダ....
「阿Q正伝」より 著者:井上紅梅
は本当にそれが無いということは言えないが、もうこの上は調べようがない。そこで、注
音字母では一般に解るまいと思って拠所なく洋字を用い、英国流行の方法で彼を阿 Qu....
「熟語本位英和中辞典」より 著者:斎藤秀三郎
Y(ワイ)口蓋音子
音字の一。また母音としては概して“i”と音を同じうし、また二重母音(ay,ey,....
「野草雑記・野鳥雑記」より 著者:柳田国男
うとすれば、人に近く住むだけに方法は幾らでもあると思う。音の変りの少ない言葉を、
音字で現わそうとするから無理がある。私は胡麻点即ち○のような形のものを、大小幾通....
「俳句の作りよう」より 著者:高浜虚子
になろうが、とにかく十七字ということに準拠するわけになる。またある人はこれを十七
音字という。音という一字を入れてわざわざ十七
音字の文学という人があるが、あるいは....