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音質
「音質〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
音質の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
うことは私の生涯を決定するのだけれども、私はモラリストとしての自分が、丁度自分の
音質や声量にかなった芸術的発声法をつかめなくて日夜喉をためしてその音をきいている....
「音楽界の迷信」より 著者:兼常清佐
で終らない。これはほんの予備試験である。 その音の写真はどれもみなほとんど同じ
音質を示している。イグチが最悪と考えたタッチからでも、最良と考えたタッチの音が出....
「ベートーヴェンの生涯」より 著者:片山敏彦
「ベートーヴェンはピアニストとしては正確でなく、指の使い方もときどき誤っており、
音質がぞんざいであった。しかし(彼が弾くのを聴いていると)演奏家のことなぞは誰も....