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「音響効果〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

音響効果の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
ラジオ・モンタージュ」より 著者:寺田寅彦
ればかりではない、もっと重要なことがある。現在同刻に他所で起こりつつある出来事の音響効果の同時放送中に、過去における別の場所の音的シーンを適当に插入あるいはオー....
映画雑感(Ⅰ)」より 著者:寺田寅彦
すぐにまねをしたがり、またある程度まではだれでもまねのできることである。 また音響効果のほうでも、たとえば立ち回りの場で、すぐ眼前を通過する汽車の響きと、格闘....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
でしょう。けさね、派出婦さんが来たの。今掃除しているのですけれどね、この人は働く音響効果を大変愛好するらしいわ。実に笑えます、だって、ハタキにしろ箒にしろ、その....
『地球盗難』の作者の言葉」より 著者:海野十三
「演芸放送」の時間に堂々と科学小説が打って出る日が来てもいいと思う。このときに、音響効果を適当にやれば、普通のドラマでは到底出せないような新しい感覚的な娯楽放送....
演劇の様式――総論」より 著者:岸田国士
「通俗」の意味と混同されている。 科白劇 科はシグサ、白はセリフであるが、音楽や音響効果、装置や衣裳に相当の重点がおかれる演劇に対して、主として、戯曲の対話を活....
ラジオ・ドラマ私見」より 著者:岸田国士
る。 対話以外にそういう説明がいるときは、解説者を使うこともあるが、さまざまな音響効果、音楽、または、ギリシヤ劇風の合唱団を使つてもよい。独白という形式も時に....