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「音頭を取る〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

音頭を取るの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
目をはなせば一揆《いっき》を起したがるのが百姓だ――ことに近来は、一揆の無頼漢の音頭を取るものを称して「義民」だのなんのと祭り上げる輩《やから》が多いから、百姓....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
して、少し目をはなせば一揆を起したがるのが百姓だ――ことに近来は、一揆の無頼漢の音頭を取るものを称して「義民」だのなんのと祭り上げる輩《やから》が多いから、百姓....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
れどもお気の毒ながらこうなっては、それらの人の力で差しとめることはできませんね、音頭を取る茂ちゃん、踊り出さないわたしでさえも手がつけられないのに、留守をしてい....
四十八人目」より 著者:森田草平
るかと、一|途に仇討の決行を主張するものとがあって、硬軟両派に分れていた。前者の音頭を取るものは、さきに大石と同行した奥野将監を始めとして、小山、進藤の徒であり....