響板[語句情報] »
響板
「響板〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
響板の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
も及んでいて、楕円形の壁面から鍵盤にかけて緩斜をなしている。しかもそれがちょうど
響板のように、中央に丸孔が空き、その上が長い角柱形の空間になっていた。そして、そ....
「音楽界の迷信」より 著者:兼常清佐
するはずである。 もしダンプァーが絃の振動を一瞬間に止めたとしても、ピアノには
響板というも一つの振動体がある。この
響板はピアノの音には絶対的に必要なものである....
「知々夫紀行」より 著者:幸田露伴
のこなた一段低きところの左側に、堂守る人の居るところならんと思しき家ありて、檐に
響板懸り、それに禅教尼という文字見えたり。ここの別当橋立寺と予て聞けるはこれにや....