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「順帝〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

順帝の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
断橋奇聞」より 著者:田中貢太郎
た。 そうして二人がいるうちに紅巾の賊乱が起った。それは至正の末年で、天子は元順帝であったが、杭州の劉万戸が人才であるということを聞いたので、それを用いること....
太虚司法伝」より 著者:田中貢太郎
馮大異は上蔡の東門にある自分の僑居から近村へ往っていた。ちょうど元の順帝の至元丁丑の年のことで、恐ろしい兵乱があった後の郊外は、見るから荒涼を極めて....
十二支考」より 著者:南方熊楠
した乱賊の記事がある。『松屋筆記』六五に『二十二史|箚記《さっき》』三十巻、元の順帝の至正十一年、〈韓山の童|倡《とな》えて言う、天下大いに乱れ、弥勒仏下生すと....