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順序立
「順序立〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
順序立の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「或る女」より 著者:有島武郎
れば……。今まで知らなかった、捕虜の受くる蜜より甘い屈辱!
葉子の心はこんなに
順序立っていたわけではない。しかし葉子は両手で頭を押えて鏡を見入りながらこんな心....
「花束の虫」より 著者:大阪圭吉
ら、夫人は大月の問に促されて目撃したと言う兇行の有様に就いて語り始めた。 「――
順序立てて申上げますれば、今朝の九時頃で御座居ました。朝食を済まして主人は珍しく....
「流刑地で」より 著者:カフカフランツ
「ご存じでないんですか」と、将校は驚いていって、唇をかんだ。「あるいは私の説明が
順序立っていないのであれば、お許し下さい。どうかお許しねがいます。つまり、以前に....
「落ちてゆく世界」より 著者:久坂葉子
に注意して下さい」 私は百円置くとにげるように其処を出ました。彼の云った言葉を
順序立てて思い出してみました。矛盾しているようで結局、何が何やらわかりません。急....
「鵞鳥」より 著者:幸田露伴
のであろう。その一※眼が貴いものであったことが悟られた。と、いうように何も明白に
順序立てて自然に感じられるわけでは無いが、何かしら物苦しい淋しい不安なものが自分....
「「マリー・ロオジェ事件」の研究」より 著者:小酒井不木
しまいまでずんずん引っ張られてしまうのは、その叙述の仕方が寸分のスキもないように
順序立てられてあるからである。そうして、読者を引っ張って行こうとした努力のために....
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
ばらく私の評釈の文から離れ歌自身について反復熟読せられよ。読者諸氏は本書を初から
順序立てて読まれても好し、行き当りばったりという工合に頁を繰って出た歌だけを読ま....
「黄金虫」より 著者:佐々木直次郎
。 君が帰ってゆき、ジュピターがぐっすり眠ってしまうと、僕はその事がらをもっと
順序立てて研究することに着手した。まず第一に、羊皮紙がどうして自分の手に入ったか....
「街頭から見た新東京の裏面」より 著者:杉山萠円
…。 第一は警視庁の人事相談所に持ち込まれて来るプロ階級の悲喜劇である。これを
順序立てて観察すると、震災直後から今日までの彼等の生活の変遷がわかる。 警視庁....
「美術学校時代」より 著者:高村光太郎
やるようになった。 学校では親父と石川先生などが相談して、やはり昔からの木彫の
順序立ったやり方を教える。地紋、肉合い、浮彫、丸彫等と二年間くらいはそれを教えら....
「踊る地平線」より 著者:谷譲次
する冷静・ホテル支配人の常識・非芸術的な整頓・着実な平凡・十年一日除幕式のように
順序立った日常・節度と礼譲・一歩も社交を出ない紳士淑女のむれ・権威ある退屈――何....
「江戸芸術論」より 著者:永井荷風
かたきうち》小説に移らんとし、蒟蒻本《こんにゃくぼん》の軽妙なる写実的小品は漸く
順序立ちたる人情本に変ぜんとするの時なり。正確なる写生によつて浮世絵より音楽的情....
「南画を描く話」より 著者:中谷宇吉郎
つが分っているので、墨の濃度を色々かえたり、線の形だの太さだのを工夫したりして、
順序立てて色々やって見て、偶然に巧いところにぶつかろうという余り正当でない方法を....
「吾輩は猫である」より 著者:夏目漱石
《げきじん》を加えて、ついに大事件を引き起したのであるからして、幾分かその発達を
順序立てて述べないと主人がいかに逆上しているか分りにくい。分りにくいと主人の逆上....
「巷説享保図絵」より 著者:林不忘
高にまかせて、黙りこんでいた。お高は、いっしんに先をいそいでいた。
できるだけ
順序立てて、ひととおり今度のいきさつを話し終わった。
話し終わるのを待って、龍....