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「預金通帳〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

預金通帳の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
三四郎」より 著者:夏目漱石
金を取ってちょうだい」 三四郎は手を出して、帳面を受取った。まん中に小口当座|預金通帳《あずかりきんかよいちょう》とあって、横に里見美禰子殿と書いてある。三四....
武装せる市街」より 著者:黒島伝治
だ、彼は気がつかなかった。 つゞいて銃声がした。 五挺のピストルと、八千円の預金通帳を肌身につけて離さなかった山崎は、ぱたりひっくりかえった。 くたばっち....
踊る地平線」より 著者:谷譲次
律手続の客体としてではなかったでしょうか。全く現在の私は、先月亡くなった父将軍の預金通帳によってこうしているのですからね。つまり良人と父と、私はいま二重の喪に服....