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頓阿
「頓阿〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
頓阿の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「東海道五十三次」より 著者:岡本かの子
、私にこれを写生しとき給えと命じた。それは一休の持ったという鉄鉢《てっぱつ》と、
頓阿弥《とんあみ》の作ったという人丸の木像であった。 私が、矢立《やたて》の筆....
「小坂部姫」より 著者:岡本綺堂
がらしばらく思案していると、女は一と膝すすめて相手に迫るように言った。 「御坊は
頓阿、浄弁、慶運の人々と相列んで、和歌の四天王と当世に申し囃さるるばかりか、文書....
「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
この方の自然観照、天象が景色の重要な要素となる、『玉葉』『風雅』の叙景歌の功績、
頓阿の歌、牧渓水墨山水に触れた心 十五 宗良親王、『新葉集』 十六 室町時代に歌....
「木綿以前の事」より 著者:柳田国男
冤罪だそうなが、とにかく平生の練習があればこそ代作も頼まれるので、現に同じ時代の
頓阿の集などを見ると、逢恋別恋の題詠が幾らでもある。契沖は律僧だからそういう歌を....